ラジウム温泉とは

ラジウム温泉とは(効果と効能)

「ラドン元素とトロン元素を一定量以上含む温泉」と定義されています。
それではラドンとトロンとは一体何でしょうか?

ラドンとは

ラドンとは自然界にも存在している無色、無臭の気体です。
ラドンは、あらゆる物質の中でも特にイオン化作用(生体活性作用)が強く、しかも水に溶ける安定した気体です。ラドンの持つ強力なイオン化作用は、呼吸によって肺から直接血液中に、また皮膚を通して組織内にラドンが吸収されることでイオン化作用を起こし、血液や細胞に働いて新陳代謝を促進させます。また血液の流れがよくなり、浄化される結果、血液をよごしたり、血管を早く老化させる中性脂肪、コレステロ-ル窒素化合物などはすみやかに体外へ排出され、組織の中では、凝りや痛みの原因となっている老廃物の化学反応が急速にすすんで短期間で解消することが可能です。また神経痛・リュウマチ・ノイロ-ゼ・夜尿症・高血圧・動脈硬化・糖尿病・皮膚病・公害喘息・高コレステロ-ル血症といった病気に対する効果をはじめ、自律神経失調症にもよく効き、飲用すると腎臓病・痛風の治療にも効果があります。

トロンとは

トリウム元素が放出するエネルギーのことです。「トロン」は地球上で最もイオン化作用の強いエネルギーの一つと言われ、欧米の物理学療法には盛んにとり入れられています。トロンの作用を受けた湯水は大量のミネラルを含み、特に人体の痛みに対して素晴らしい効果を発揮します。また活性作用により細胞の隅々まで血液の循環が促進されて、体の芯から暖まることができます。その効能は神経痛・肩こり・冷え性・痔・腰痛・うちみ・くしき・しもやけ・疲労回復など、多岐に渡ります。

ホルミシス効果

ラジウム温泉に入ると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まります。これが「ホルミシス効果」です。さらに、吸うこと、飲むことで抗酸化機能が高まり、老化や生活習慣病の予防に役立ちます。 またミネラルを豊富に含んでいますので、飲泉にも最適です。

ラジウム温泉の効果と効能

ラジウム温泉は以上のようなラドンとトロンの相乗効果によって、体の内外を効果的にケアする温泉です。「万病の湯」とも言われ、様々な効果・効能があります。また飲用することにより、痛風、糖尿病、リュウマチ、神経痛、婦人病、高血圧、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性胆のう炎、胆石症などに特に効果があります。

ホルミシス効果で癌(ガン)が治る!?

ラジウム温泉に入るとホルミシス効果で、免疫力や自然治癒力が高まるのは前述した通りですが、このホルミシス効果により、ガンの発育を妨げたりする効果が期待できるというのが近年の研究で明らかになっています。まだ論理的な裏付があるわけではありませんが、多くの来湯者の「ガンが治癒したという話」もまた事実です。

ガン治療患者に特に人気があるのは、玉川温泉(秋田県)増富温泉(山梨県)三朝温泉(鳥取県)などです。

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