湯治について

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞在して、温浴効果のある温泉に継続して入浴したり飲用することで、その代謝効果によって人間の自然治癒能力を活性化させ、心身の疲れを癒すとともに明日への活力を増進させるもので、温泉療養を意味します。

湯治で病気を治せるの?
湯治は、病気そのものを治すのではなく、人間本来持ち合わせた自然治癒能力を活性化させる自然療法で、治療ではありません。したがって病気の治療ということであれば、医師の指導に従って下さい。病気によっては合わないこともあります。
湯治に必要な期間は?
1回の湯治は1週間から2週間位、年に2・3回程度が望ましいです。
1日の入浴回数は?
1回の入浴時間20分程度(入浴中4〜5分の休憩を取る)を4〜5回程度行って下さい。 ただし、個人差があるので「疲れを感じない」程度に抑えて下さい。
「湯あたり」って何?
温泉の環境に慣れるまでによく起きる状態で、倦怠感や頭痛が出るものです。 この様な時は、入浴回数を少なくするか、1回の入浴時間を短くしたり休憩時間を長く取ることで回避できます。3〜4日経てば慣れるのが普通です。
湯治で期待できることは?
慢性疲労や筋肉疲労が取れ、心身の疲れを癒しリラクゼーション効果が得られ、明日への活力が生まれます。
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